16FLIPS gkeisuke’s diary

16小節の長い話

はらひろさん、お誕生日おめでとうございます

今、大好きな豊崎愛生さんのラジオを聴きながら、この日記を書いています。

本日12月17日は、はらひろさんのお誕生日です。

心よりおめでとうございます。

初めて直接お会いしたのは今年の春で、まだ1年経っていないんだなと思うと、とても不思議な感覚です。

出会った時間の全てが濃密で、どんなことを話したかはもちろん、1週間前に何を食べたかは思い出せなくても、はらひろさんと何を食べたかは、何を食べようとして、結果妥協して何になったかまで鮮明に思い出せるからです。

Twitter上では2013年ごろからの付き合いだったのですが、当時の私はエッチな本が家に一冊もない潔癖な少年で、そのくせはらひろさんのアイコンがComic LOの表紙であることには気づいていたため、なかなかフォロー返しさえしない態度の悪いクソガキと化していました。

しかし、私のアイカツに対するつぶやきをみていてくれているのは伝わってきていて、1期終盤へ向けては加速していく物語を共に見つめる一人になっていました。

でも私は基本的に超絶人見知りなので、多分それだけでは直接お会いすることはなかったと思います。

今年の誕生日に、はらひろさんは私に向けて日記を書いてくれました。

私なんぞの事を、あんなにも真剣に語ってくれることがただただ衝撃で、その行為も文章も本当に嬉しくて、そんな想いに応えたいなと思わせてくれたからこそ、本当に大切な友人に出会うことが出来たのだと思います。

実際に会ってみたら、いくら話しても話し足りないくらい、最初からただひたすらにお互いのことを話していました。

夏にお会いした時に、以前からオススメしてもらっていた『思い出のマーニー』を観た感想を、国立のコメダコーヒーでお話して、その第一声がお互い全く同じものになるということがありました。

私はその時「鏡写しなんだな」と感じたことを覚えています。

これまでの私のことをすべて見てきてくれているようで、話しているうちにこれから私がどうするべきなのか、何がしたいのかが見えてくる。話し疲れて帰るころには、毎回何か一つ、胸の中で確信めいたものが生まれていました。

今年は色んなことを始めて、色んなことを頑張ってみたら、私の周りが少しずつ動き出した1年だったように思います。

その一歩を踏み出す勇気を私に思い出させてくれたのは、お互い顔も名前も知らない中で、私にあれだけの言葉を直接伝えようとしてくれたはらひろさんだったと、今でも強く感じる次第です。

本当は話したい具体的なエピソードは山ほどあるのですが、それは私の思い出の中だけに大切にしまっておきます。

あと約2ヶ月くらい同い年なので、また近々お会いしましょう。

ヒカリギフト

戸松遥さんの3回目のソロツアー『Welcome!Harukarisk*Land!!』の東京公演に行ってきました。

詳細な感想を書きたいところだったのですが、今日の私は心身ともにベストコンディションとは呼べない状態だった為、今回のライブを私なりにも受け止め切れていないなと感じます。

はるちゃんが最後の『マリラレルラ』に「また絶対に会いましょう!」という言葉を込めてくれたことがせめてもの救いで

次に臨む予定のオーラス愛知公演には、心も身体も万全に臨めるように、日々をちゃんと生きていこうと思います。

なので1曲だけ、今回のライブで私が一番印象に残った曲のパフォーマンスについて書き記します。

ヒカリギフト」という曲についてです。

2014年の冬に発売された、戸松遥の12枚目のシングルの表題曲。

Fan Fun Parade→Fantastic Soda!!→motto☆派手にね!→ラブ♡ローラーコースター→No.1 GIRL

と、既に50曲以上ある、はるちゃんの持ち曲たちの中でも特に盛り上がる楽曲たちを、前半から出し惜しみなく披露した後の6曲目として、この曲は歌われた。

この楽曲にはスフィアのライブの中で強烈な思い出があった。

スフィア LIVE2014「スタートダッシュミーティング Ready Steady 5周年! in 日本武道館」でのこと。

この公演におけるはるちゃんのソロパートは

1日目がヒカリギフトのカップリング曲である『Get you!!』

2日目が『Q&Aリサイタル』

だった。

直近の発売シングルのA面であるこの曲を、ソロパートの中ではるちゃんは歌わなかったのだ。

私はその事実が強く強く、心に残っていた。

はるちゃんは誰よりも、スフィアの中での「自分の役割」を自覚し、それを実際にステージの上で見せてくれる娘だったから。

私はそんなはるちゃんの強さが大好きだし、私個人としては就職前最後となったこの公演で、その姿を見せてくれた事がとても嬉しくもあった。

特に2日目は愛生さんがまさかの『春風』で、ぐずぐずに泣いていた後に『Q&Aリサイタル』でその全てを吹き飛ばしてくれた。

それはその前のSPLASH MASSAGEで『letter writer』を初披露した時も同じで、それは他の誰でもなく、戸松遥だったからこそ「楽しさ」で感動を上書きして、素晴らしい思い出にしてくれたんだなと感じた。

ただ、そこで歌われなかった事で『ヒカリギフト』という曲を聴くのは、今日が初めてだった。

爆発的な盛り上がりを見せた後に、衣装を着替えて、観客は席に座り、サイリウムを下ろした静寂の状態で歌われた。

ヒカリギフトは明確に冬という季節を意識して作られた曲。

季節的には決して今とマッチする楽曲という訳ではないのだけれど、武道館で歌われなかった、歌わなかったこの楽曲を、いまここで歌うこと。

私はあの日「歌わなかった」はるちゃんに期待を懸けてしまっていた。

1日目が終わった段階で、もしかしたら「Q&Aリサイタル」が聴けるのではないかと思ってしまっていたから。

結果的にそれに応えてくれたはるちゃんに感謝もしたし、嬉しかった。

大分身勝手な話だけれど、私はソロコンサートで一人で歌うはるちゃんには、包み隠さず、自分の歌いたい歌と言葉と表情をみたいと心のどこかで思ってしまっているのだと思う。

どんな表情も戸松遥で、その全てが魅力的な女の子だけれど

昨日の私には、あの熱く盛り上がったライブにしんと雪を降らせた、あの「ヒカリギフト」の温度と言葉たちが一番心に残りました。