16FLIPS gkeisuke’s diary

16小節の長い話

徳島に行きたい

「徳島に行きたい」と言葉には出していなかった気がするけど、Yahooからは徳島旅行がお得だよとオススメされる。

ここ1年くらいずっと隙を見ては徳島に行きたがったが、なかなかその隙が出来ない。

そうしていくうちに徳島という土地が頭の中でユートピアのようになってきた。徳島に行きさえすればすべてが救われるのではないかと。

仕事のスケジュールが苦しくなってきた時などは、頭の中でフェリーを使い徳島へ逃げる。

そしてそこでの生活を思い描く。旅行とかではなく、もはやそこで暮らしてる自分は何をしていて、どうやって生計を立てて、何を喜びとして生きていくのかを想像する。

まずは家だ!家賃は東京より安いはず!行ける!!!行けるぞ!!!!!

次には……そう、ネコだ。ネコと戯れろ!ネコと家で戯れることで、一生を生き抜こう!

そのためにはどうすればいい!!!??

お金……!お金が必要だ!!!

お金を稼ぐには……?

し、仕事だ……………。

そうして私は徳島でひたすらネコと戯れるいつかのために仕事に戻るのであった。

旅行でいいので今年中には一回行きたい。阿波おどりは混むかなぁ。混むよなー。

スフィアランニング

スフィアとスフィアメンバーそれぞれのソロコンサートが直前になると「走らなければ」という使命感に駆られ、近所の河原を20~30分ほど走ってくるのが習慣となっている。

そう思うようになったのは、いつのことだったかと思い返すと「LET・ME・DO!!」という曲が思い浮かぶ。

なんとなく、あの曲を初めて聴いた時に「走らなければ」と思わされて、それは色んな意味で当たりだった。

最初の理由は、高校時代テニス部だった頃の体力の貯金が尽き果てて、それに反比例してライブに対する想いはぐんぐん高くなっていった時期であったこと。

それにより、ライブ中に体力の配分を気にしなくてはならなくなり、全ての楽曲を100%感じ入る事が出来なくなってしまうことに悔しさを覚えつつあった。

そういう意味で、セットリストの最後に全てを出し尽くすような曲となっていった「LET・ME・DO!!」が、本格的に登場する直前にランニングを始めた直感は当たっていただろう。

でもそれが習慣づくようになったのは、意外と走るのが楽しく思えてきたからだ。

ちなみに私はかつて、中~長距離走が非常に苦手な人間だった。

なんでこんなキツイことをしなくてはならないのかと思いながら、足を止めることなく走り続けられる強い人たちが羨ましくもあった。

私は基本的に死ぬほど自分がかわいい人間なので、自分の為には走れなかった。

だけどスフィアのためなら走れる。スフィアの曲を聴きながらなら、歩みを止められずにいると気づいた。

スフィアやはるちゃん、みなちゃんのライブの前は肺を追い込むように、ライブを想定したペースで走る。

特にはるちゃんはソロでの「Q&Aリサイタル」を初めて聴いた時に「楽しすぎて死にそうになる」という体験をして以来、特にしっかりと身体作りを行うようになった。

音楽とここまで一対一で向き合う時間と言うのは意外と私にとっては貴重だという事に気づき、走る中で始めてその曲について分かることもあったりする。

愛生さんやあやひーのライブ前に関しては、一つ一つに自問自答しながら走って、身体と言うより気持ちを調整するようなスローペースで走る。

そして来週はみなちゃんのライブ。

「Tick」「black hole」で魅せてくれた凄さ。しかしライブではさらに軽々と想像の上を行ってしまうのだろう。

仕事の都合で1回しか行けないライブツアー。だけど1回でも行ける機会があることに感謝して、私ができる事は心と身体を万全に整えてその日を待つ事だけだ。

誰かの為に走れる喜びを噛み締めながら、私は走り続ける。すっごい楽しみです。